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トランストラクチャのコンサルタントが感じたこと興味を持ったことを記していきます。

人事部は肩身が狭い?

『今年は賞与カットや人員削減まで行って・・・人事部の肩身が狭いです。』

先日、某上場企業でのディスカッション中での人事部長の発言です。

経営環境が厳しくなる中、多くの企業で、コスト削減の一環として、

人件費の見直しに着手しています。

時間外労働の厳格な管理・運用、賞与額の引き下げ、に加えて、

非正規社員の契約打ち切り、早期退職など、その企業の経営状況に応じて、

様々な人事施策が行われています。

こうした人事施策を取り仕切る人事部の方々にとって、経営上必要であると

理解していながらも、なかなか気持ちでは割り切れないところがあり、

このような発言をされたのではないかと思います。なんとなく、社内で、

悪者扱いされている感覚があるのかもしれません。

確かに、社員個人にとって、処遇が下がることは、ありがたいことでは

ありませんので、人事施策を行う側の人事部には、あまりよい印象をもつこと

はないのでしょう。

しかし、厳しい人事施策も結局は、新しい事業環境に適合した組織を作り、

将来にむけて、よりよい企業をつくっていくためのひとつのステップに

過ぎません。

目先の深刻さを前面に出すよりも、将来の経営ビジョン・戦略を明示して、

そのために今は苦しくても、一緒に頑張ろう・・といった厳しい人事施策に

対するポジティブな意識を、まずは人事部自体がしっかりと持った上で、

それぞれの施策を進めていくことが、大事なことではないでしょうか。

2009年5月20日 (水) in 高柳 公一 | Permalink

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