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見過ごしがちな日常の出来事も、よくよく見ると面白い!
トランストラクチャのコンサルタントが感じたこと興味を持ったことを記していきます。

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冬の使者

夏から新潟への出張が定期的に継続しており、季節は間もなく冬を迎えようとしている。初めは青々としていた越後平野の田の稲は秋には黄金色になり、先月上旬またたく間に稲刈りが行われた。稲刈り前にはシラサギやアオサギが水中の餌を探している姿が田のあちらこちらで見られ、車窓からその姿を見るのを楽しみにしていたが、稲刈りも終わり彼らの姿を見ることができなくなってしまい寂しい思いをしていた。
しかし3週間ほど前から稲刈りが終わった田に数十羽の白い鳥が群れている姿を見ることが多くなった。シラサギの群れかとも思ったが、新幹線の線路からはかなり離れている場所だったので確認できずにいたのだが、先週初めて線路に近い場所の群れを観察でき、改めて良く見るとなんと白鳥の群れであった。しかも場所は新潟の市街地に隣接した場所であり、都市の間近で白鳥が見られることに驚いた。
さてその同じ出張で客先への訪問後、新潟駅までの帰路に海岸沿いの湖がある公園近くで食事をすることになり、レストランから窓越しに湖を見ていると渡り鳥と思われる鳥が多数泳いでいるのが見えた。店の主人にどんな鳥が来るのか聞いたところ、朝晩には湖が白く見えるほど多数の白鳥が来るとのこと、昼間は田に餌を探しに出るのでほとんど姿は見えないとのことだった。ここでようやく新幹線から見えた白鳥の群れについて合点が行った。彼らは夜間は安全な水上で過ごし、昼間餌を求めて田に出るのであろう。
出張では駅と宿と客先の往復ばかりとなることが多いのだが、このような予期せぬ出来事に遭遇し、しかも東京ではまず目にするのが難しい冬の使者に会うことができ、とても満たされた気分になれた。移動が多いコンサルティングの仕事の中で、貴重な息抜きの瞬間であった。

2009年11月18日 (水) in 大矢 哲夫
 
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